(2)および(3)の記述を、以下の問いに置き換えるのは自然なことである。
(2') となる数 は何か。
(3') となるような数 は何か。
(2')を考慮すると、 は方程式であり、
その解が であることは容易に見て取れる。方程式 の記述が暗示する問いを立てたとき、 は未知数と呼ばれる。方程式を解く目的は、この未知数を決定することにある。方程式は数学において極めて重要であり、それはあたかも
(2')は元の命題(2)よりもはるかに徹底的で根本的な考えを例証しているとはいえ、である。しかし、これは完全な誤りである。未決定という考えは
「some(ある)」や「any(任意の)」という用法における「変数」こそが、数学において真に重要なものである。方程式における「未知数」は、可能な限り速やかに解かれるべきものであり、もちろん非常に重要ではあるものの、その役割は副次的なものに過ぎない。初等代数学の多くが些末に見える原因の一つは、教科書が方程式を解くことばかりに固執している点にある。同じことは、元の命題 (3) と比較した場合の不等式 (3') の解法についても当てはまる。
しかし、興味深い公式の大部分は、