「sine」の特殊関数としての役割、そして「cosine」の特殊関数としての役割を示すために「」を「」に対して用いる。したがって、 を上記のような意味で用いると、 となり、ここで における を囲む括弧は、これらの特殊関数においては省略される。数対 と 、および と を対応させるものとしての関数 および の意味は、その関数関係が([図]26参照)角 を作図することによって見出されるということであり、その角の測度「 を で割ったもの」が に等しく、そのとき は「 を で割ったもの」によって与えられる数であり、 は「 を で割ったもの」によって与えられる数であるということである。
の値を大きくしすぎると、さらなる定義なしには困難が生じることは明らかである。なぜなら、そのとき弧は円周の4分の1よりも大きくなる可能性があり、点(図[fig:26]26および[fig:27]27参照)はとの間ではなく、との間に位置することになるからである。また、は図26のように直線の上側ではなく、下側になる可能性もある。この困難を乗り越えるために、我々は正弦と余弦の完全な定義を行うにあたって、座標幾何学の考え方と慣習を用いることにする。角の一方の辺を軸とし、その軸を後方に延長して負の部分を得るものとする。次に、
それと直交するもう一つの軸 。点 から距離 にある任意の点 の座標を および とする。平面の第1「象限」においては、これらの座標は両方とも正である。例えば、[図]27における の座標 と がそうである。他の象限では、座標のどちらか一方または両方が負となる。例えば、[図]27における の座標は と 、 の座標は と 、 の座標は と であり、ここで と はともに負の数である。正の角 は弧 を で割ったものであり、その正弦は 、余弦は である。正の